サッカーを100倍楽しむための審判入門
03/05
サッカーを100倍楽しむための審判入門
松崎康弘著 講談社
Jリーグ開幕前夜にお奨めしたい本。
読んでみたいと思っていたら、図書館に蔵書されていた。
早速取り寄せてもらい読んでみた。
審判のトップにあたる、サッカー協会審判委員長の著書。
自分もテレビ観戦していて唖然とさせられた
2008年ゼロックススーパーカップでの家本主審の「御乱心」とも
受け取れる警告の多さ、判定をはじめ、数々の実例を挙げて
どんなプロセスでそうした判定が下され、客観的には
どうだったのか、序章で詳しく説明されている。
記憶に新しい、ワールドカップ欧州予選プレーオフ
フランス×アイルランド戦、アンリの「神の手」エピソードも
審判技術の視点から分析されている。
そのほかには、2人いる副審にも序列があること
(通常アウェイ側チームのベンチ前で判定するほうが格上)や、
審判の評価・待遇・トレーニングなど、知らないことが多々。
良い試合づくりのために審判は努力しているのがわかり、
これを読んだ人は、審判に対する印象が変わることは間違いない。
しかし、ジャッジに対する広報が不足しているのも事実。
微妙な判定で、かつそれが試合を決定付けるプレー、
大きなケガの原因になったプレーなどは、最終的に判定は
覆されないとしても、積極的に説明する必要があるだろう。
加えて、これはスタジアムの仕事になるかもしれないが、
生観戦していると、誰に警告が出たか、意外とわからない。
選手交代やロスタイムは電光掲示板で表示しているように、
即時でなくとも、是非取り組んでもらいたい。
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