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2大政党のマニフェストを読んだが、
日本国をどうやって経営していくか、という点は物足りない。
日本はすでに下記のような負のスパイラルに
陥っているだろう。
・債務超過に近い財政状況なのに→
・世界一の長寿が社会保障費を圧迫する一方→
・反面、今の出生率だと、1世代毎に30%ずつ人口減少→
・でも(世代間の助け合いで)年金制度を維持しようとする→
・どう考えても無理があるのに、人口ピラミッドは
高齢者偏重で、選挙の投票率も高いものだから、
彼らに都合の悪い政策は打ち出しにくい→
・結果、状況改善せず…
正直、この問題にどの政党が対峙しても解決は困難だろう。
若い世代の投票率が低いという、有権者の責任もある。
選挙だから「アメ」的内容が多くなるのは仕方ないし。
ただ、この4点くらいは、はっきりした指針が欲しい。
・ブレない指導者
・「立法府」なのだから、時代遅れの法律をどんどん改める
(選挙にネットがほとんど使えないなんておかしい)
・非効率と言われる役所の仕事を改める(意識改革も)
(「国民総背番号制」のような形式を導入しないと、
「消えた年金」の再発防止にはならないし、
納税・保険料の徴収・年金の支給など一元化しないと
役所の業務も減らないと思う)
・本当の少子化対策はどうあるべきか
(すでに生まれて“しまっている”子供は苦労してでも
親は育てるだろうから、ジャブジャブに手当てを与えても
効果は限定的だろう。むしろ、産まざるを得ない施策、
中国の一人っ子政策の逆バージョンのような
「ムチ」的な政策もありではないか)
世論調査・新聞の報道だと、選挙情勢は結構衝撃的。
端的に表すと、「政権選択」という民主党の訴えが
今のところ功奏しているようだ。
でも、安全保障政策の曖昧さ、高速道路無料化と
CO2削減目標との整合性、財源の捻出などなど、
民主党も本当は突っ込みどころ満載だ。
対して、現政権。景気対策に追われたとはいえ、
経済政策は誰かの発言じゃないがブレまくった。
自民党は選挙を経ないで3回総理大臣を交代する有様。
つまり、どっちもどっちだが、
有権者は自民党の中で勝手に「擬似政権交代」
されることに嫌気を感じていて、今回は自ら選びたい、
あるいは、選べる、いう心理が強く働いていると思う。
解散がほぼ任期満了になったのも、
国民の不満を増幅させる期間を長くしただけと思うし、
郵政選挙で煮え湯を飲まされた候補や、民主党の新人は
解散までの間、毎日選挙区で着々と準備する
「猶予」になったのではないか。
ただ、小選挙区制は、優位な政党が「勝ちすぎる」傾向。
4年前は今と全く逆だ。2大政党制は悪くはないと思うけど、
振幅が大きすぎるのも問題だ。