カテゴリー「将棋」の13件の記事

第59期王将戦第3局 大盤解説会③

2/14

外が暗くなると終盤戦。久保棋王の攻めが継続。
受ける羽生王将。後手からも王手飛車や入玉する手順が
解説され、モニターから見える羽生王将もまだあきらめて
いる様子にない。

でも、角を切って最後の攻撃に出ても、際どく先手に
詰みがないことが判明。形を作って羽生王将が投了
19:10、141手で久保棋王の勝ち。

毎日新聞サイトから転載

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終局10分後、感想戦の前に立会人(田丸八段)と両対局者が
大盤解説場に登場してくれた。ファンサービスといえど、
疲労困憊の中、こちらが申し訳なく感じるほどだ。

勝った久保棋王は多少溌剌としているものの、
負けた羽生王将は飛車を取られる手(82手目・7六飛)が
よくなかったと頭を押さえながら話していた
のが印象的。
ぎりぎりの戦いだった。貴重な体験ができた。

対局者は掛川にもう一泊され、12日に東京に移動。
13日は朝日オープン選手権、準決勝・決勝戦。
※結果は準決勝を勝ち上がったこの二人が今週2回目の対戦。
 羽生王将が相穴熊の戦いを制してリベンジ。

こちらは優勝1000万円のビッグな棋戦だけど、
王将戦と対照的に、持ち時間40分の早指し戦。
過密日程に堪える体力と(心理的な)切替の早さが
トップ棋士の資質
だと感じた次第。

帰宅後、棋譜速報ブログを確認。
棋譜コメント欄に※印で、感想戦でのコメントが追加されていた。
形勢判断にはバラツキはあるものの、総じて久保指し易し、
羽生窮屈という印象だったみたい。

自分の感想。
・久保棋王の7九の銀が、最後は2三まで進出して後手陣突破
・将棋駒に優劣はないけど、この銀がMVPだろう
・途中、先手玉は飛車or金があると詰んでしまう状況も
  それを渡さずに攻めて、後手玉を必至に追い込むうまい手順
・最終盤、3七角成(128手目)は一瞬羽生マジックかと思ったが、
  際立った久保棋王の冷静さ

お土産を解体してみる。
・11日の毎日新聞 ・11日のスポーツニッポン
・掛川観光カレンダー  ・王将戦1局目2局目記事コピー
・王将戦関連記事コピー ・羽生王将クリアファイル
参加料の\1000は出血大サービス価格。タダ同然だ。

初めてタイトル戦を観戦しての率直な印象・・・
◎初めてのオーガナイズとは思えない、掛川の皆さんの運営。
◎「掛川城」を舞台にしたのが一番の好手。
◎解説者 小倉七段、深浦王位、佐藤和俊五段いずれも
 分かりやすい、場の空気を読んだ説明だった。
◎両対局者の終局後の姿に、その壮絶さを実感

△対局場の最寄りでも、終盤棋譜や残り時間の確認が困難
△将棋の初心者、子供・女性だと、(終盤は別にしても)
 この持ち時間の長さを持て余して退屈するんじゃないか?
→形勢判断の数値化、パソコンソフトによる考慮中局面からの
 予想など、ある程度ショーアップする余地はあるだろう。

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第59期王将戦第3局 大盤解説会②

2/13

2日目午後の解説は13:50~。
昼食の間に、ちょっとしたグッズ販売もしていた。
羽生名人の揮毫「混沌」の扇子を購入(\1890)。
後手番で受身の応戦をしているが、その混沌から
どのような手を放つか?

加齢臭が漂ってきそうな解説場の平均年齢。でも祝日。
午後には自分と同年代の人や、小~高校生もぼちぼち。

昼食休憩の間も、対局室の映像はLive。その間を利用して、
明るさの調整なのか、障子と襖が記録係の背後にはめ込まれた。

13:30~対局再開。解説会が再開されるまでの20分で、
バタバタと5手進行した。

14:20頃からは午前中隣の図書館で指導対局していた
深浦王位と佐藤和俊五段が解説してくれた。

相振り飛車の将棋ゆえ、局面を左右対称に並べ替え、
相居飛車の状態にして観察してみる工夫も。
そうこうしていると、
15:20頃、次の一手クイズ出題のタイミング。
久保棋王の77手目(3一飛成)に対する応手
羽生王将の78手目を予想することになった。
その間は中継映像は一旦OFF。候補手は、

①6一銀 ②5一銀 ③6二金寄 ④その他

毎日新聞サイトから転載

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①~③のように、一旦受けておくのが有力としても、
それも一方的かな、と思い、自分は④で投票した。

気になったのは、かなり頻繁に棋譜用紙を確認する姿。
羽生王将は13:30~15:00で自分が確認しただけで3回、
記録係から借りて見ている。

指し手の流れを確認するためかと思ったが、多分
残り時間の確認のほうが、意味として大きいだろう。
こういうことは、ずっと観戦していないとわからない。

16:00~再開した解説会の冒頭、
次の一手クイズの正解発表。正解は5一銀
だった。
羽生王将・久保棋王の直筆サイン(各3枚ずつ)は誰かの手に。
しかし、正解者は17名しかいないため、賞品が余る
不正解者全員から抽選されることになったところ、
最後の1枠で「ならここの湯」ペア入浴券が当選。
一応\1000相当なので、元を取ってしまった
ことになる。
運を使ってしまったというか、申し訳ないような気もする。

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第59期王将戦第3局 大盤解説会①

2/12

2/11、第59期王将戦第3局・2日目の大盤解説会に参加してきた。

先手・久保棋王VS後手・羽生王将
2日目対局再開は9:00~。解説会は掛川で10:00~。
棋譜速報にて久保棋王の封じ手(39手目:5六銀)を
確認してから出発。

毎日新聞サイトから転載

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ヘボ初段の自分が漠然と感じた第3局1日目の感想。
・先手(例えるならサーブ権)を持った久保棋王が積極的
・後手(羽生王将)玉の直上に7四歩という大きな拠点を構築
・先手は駒の役割(攻撃と守備の分担)が明確
・気持ちよく指せているはずで、アマチュアなら先手持ちだろう
・しかし7三の地点は後手も5枚で手厚く守り突破は困難
・駒の損得は全くないから戦況は互角だろう
・先手も真の狙いは6四か5五の位置?
・先手は歩切れになりそうで攻撃が継続できるか?

この日は終日雨。対局会場周辺を撮影していたら11:20。
掛川城二の丸茶室と大盤解説場は100mくらい離れ、
部外者が近づかないよう、きちんと運営されていた。

\1000を支払い、入場者証、次の一手クイズ回答用紙、記念品を
受け取り、大盤解説場である「大日本報徳社・大講堂」内へ。
昨年重要文化財に指定された明治築の建物だ。

すでに満員に近く、大盤のほかに液晶モニターで両対局者の
動静が、プロジェクターでは盤面が映し出されている。

午前中は副立会人の小倉七段による解説。
会場の疑問・質問にも丁寧に応じ、候補手を検討してくれる。
解説も手詰まりにならないよう、両対局者の様子を絡めて
笑いも沸き起こる。この時点での総手数は150手と予想された。

対局の昼食休憩は12:30~13:30。しかし、
次の着手(久保棋王の手番:61手目)が昼食後となる
雰囲気が会場を支配して、午前の部は12:20で終了。

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王将戦 第3局プレビュー

2/10

第59期王将戦第3局が2/10・11日 掛川城二の丸茶室で開催。
羽生王将VS(挑戦者)久保棋王 の対決。

将棋には竜王・名人・王位・王座・棋王・棋聖・王将と
7つのタイトルがある。
「王将」は(現在は賞金が少ないのか)最も末席に
位置されているものの、名人戦に次ぐ歴史があり、
持ち時間も各8時間で、2日制で行われる。
王将戦7番勝負以外だと名人戦・竜王戦・王位戦だけ。

「お城」での対局は昨年の名人戦・熊本城に次いで2回目。

浜松近辺でのタイトル戦開催も一昨年の館山寺
(57期王将戦)以来だと記憶。
非常に地味だがそれなりのイベントだと思う。

羽生王将はもう説明の必要がない。
現在も王将のほかに、名人・棋聖・王座と7大タイトル中、
4冠を保持する第一人者だ。

挑戦者は久保棋王。自分と同い年らしい。
「振り飛車至上主義」とする棋士の中では
現在最強ではないだろうか。
超過密日程での対局。
2月05日     上海で棋王戦第一局(VS佐藤九段 ●)
2月08日      B級1組順位戦(VS豊川七段 ○)A級に復帰
2月10日11日 王将戦第3局
2月13日      朝日オープン選手権 準決勝・決勝

現在1勝1敗。詳細は王将戦のホームページやブログを
見ていただければと思うが、防衛する側の羽生王将のほうが
非常に積極的な差し回しをしているように感じる。

2日目となる11日は祝日に重なり、大盤解説会に申し込んでみた。
(たぶん終局後)対局者にも会えるらしいし、
立会人を含め、複数の棋士がいて解説してくれると思われる。
ネットで調べると指導対局には深浦王位も参加されるようだ。
将棋7冠のうち6冠が集まるとは何とも豪華。

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こどものしょうぎ

02/05

息子1号・2号ともに将棋にハマっている。
公文のスタディ将棋は、それぞれの駒に進めるマスが
書き込まれているが、駒の動かし方はほとんど覚えてしまった。

敵陣に入ったら駒が「成れる」こと。
浜松だから、「飛車」が成ったら「竜(王)」ではなく、
「しおのや“りゅう”」と教えてみた・・・。

「詰み」の概念や、王手されたときの対処方法
(相手駒を取るor相手駒の利きを塞ぐor玉が逃げる)は
なんとなく、わかっている。
駒の“利き”や反則(二歩や行き場のない駒を打つなど)に
ついても半分理解
した模様。

今は駒の損得を教育中。
しかし、どうやって攻めを構築するか、まだわからないようだ。

将棋をしていれば、テレビなんて全く見たくないようだし、
対局前後の礼儀作法は「かっこいい」と思っているようで
ちゃんとやる。

まだ6枚落ち(上級者が飛角桂桂香香なしで対局)でも
相手にならない
が、1年間で初段の棋力まで上達可能だとも聞く。
今後どうなるか楽しみ。

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「勝ち続ける力」

9/23

「勝ち続ける力」羽生善治+柳瀬尚紀 新潮社

対談形式で、永世6冠の思考を英文学者である柳瀬が
「翻訳」「解剖」
している書。

本書に度々出てくる(柳瀬の)主たる翻訳の対象である
ジェイムズ・ジョイスという存在や、その訳書にも全く造詣がない。
しかし、(競馬)G1レースのレーシングプログラム
「馬名プロファイル」欄で著者の名前を思い出した。
面白おかしく、でも馬名の由来・込められた願いについて
的を得た解説
がされている。

将棋の強さや、深い読み、一瞬の閃きは凡人には到底わからない。
でも、名人が天才だらけの将棋界で、強さを約20年維持し続け、
そのためどんな準備をしているか、は興味あるところ。

この本に直接の記述はないが、別のインタビューか著書で、
マラソンに例えると、先頭でなくても、
先頭集団に位置し続けることが非常に重要
だと名人は語っていた。

=高いレベルや、自分の能力ぎりぎりの環境でないと
能力の向上や本当の楽しみは得られない、ということだろうか。
人間楽な方向、リスクを負わない方向になびきがちだが、
実は逆で、発想さえ変えられれば、
まさに「勝ち続ける力」となるのだろう。
「対局に闘争心は不要」「忘れる努力が必要」という記述も
あるけれど、反対にそれは名人自身のゆるぎない自信の
裏返しであるように感じられた。

公開対局についてもページが割かれている。
(ネットだけでなく)公開対局を推進しようとする機運が
高まっているのは良いことだと思う。
ある程度閉ざされた空間で、静謐さを保たなければならず、
対局日の大半は平日という難点がある。
(前夜祭とか大盤解説会も大事だけど)
生の対局を垣間見ることができるなら、
それはお金を払ってでも体験する価値があると思う。

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「シリコンバレーから将棋を観る」

5/10
「シリコンバレーから将棋を観る」梅田望夫著 中央公論新社

昨年の棋聖戦や竜王戦の濃密な観戦記は
「え、これタダで読ませてもらっていいの?」という内容。

それらを踏まえた新著が出版されるのを待ち、
「連休の課題図書」として楽しく読ませてもらった。

「観て楽しむ将棋ファン」という潜在層に脚光が当たるのは
大賛成だ。自分もその一人である。

将棋も強くなりたいと思っていて、パソコンソフトでは指すが、
実際には自分の棋力に近い人が周囲にいる訳でもなく、
また対局する時間もない、という人はかなり多いと思う。

「観て楽しむ将棋」=web観戦記という形式で、
梅田氏は即時的に圧倒的な文章で、それに挑まれたと思う。
(これに臨む準備は並大抵のものではなかったと思うが・・・)

つまり、将棋を更に楽しむにはいかに「可視化」できるか、だと思う。

現在までボードゲームとして認知されているゲームは
どれも高い完成度だが、特に将棋は81マスに40枚の駒だけで、
無限の可能性が感じられ、定跡も不断の研究で更新し続けられる。
先手後手の優劣は極めて少ないし(昨年度プロ棋戦は後手が勝ち越すほど!)、
コンピュータはトッププロにはまだまだ敵わない。
大変奥行きがある面白いゲーム
なのに、文中の通り
「分かる人だけ分かればよい」で片付けるのは惜しい。

将棋では、(完全に定跡化された部分や最終盤は別にして)
半分くらいは迷いの中からひとつの指し手を選択する、
しかも、相手の応手で局面は常に揺れ動く、
そのようなゲームではないかと思う。中にはプロが研究し尽くしても
結論が出ない局面さえある。
こういう決断の連続は人生や仕事にも共通する。
限られた時間や真剣勝負の重圧の中で、
棋士はどのように思考しているのかを
垣間見ることができるなら、こんな面白いことはない。

すでに理化学研究所と富士通による
「将棋における脳内活動の探索研究」という
プロジェクトも進行中であるようで、将来は実際の対局中の脳波で
何を考えているか、なんてわかるかもしれない。

蛇足であるが、今後将棋の裾野を広げるという観点では、
棋戦の大半が新聞社主催であり続ける点は、岐路にあると思う。。
「新聞読者の確保≒将棋界の安定」という点では
今まで双方にメリットがあった仕組みだろう。
しかし、未来永劫新聞がメディアや文化を担う主役で
あり続けるとは限らない。
(そのときのために)将棋が新聞の1コンテンツの枠内で収まらない、
素晴らしいものであると示す必要がある
だろう。Img_6353 Img_6354

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「3手詰ハンドブック」

2/9

「3手詰ハンドブック」浦野雅彦著 日本将棋連盟

1000円で200問の3手詰の詰将棋が収録されている本。
コストパフォーマンスも良い。
これは将棋を指せるようになったばかりの人に
おすすめの本だ。自分は棋力のリハビリに利用していて、
数秒で解答できる問題もある反面、
たった3手でも手が思い浮かばなくてフリーズする問題も。

それにしても実際、新聞や雑誌の隅にある詰将棋を
解いている人はどれだけいるのだろうか?
それも、11~13手詰の「難問」が珍しくない。
詰将棋のルールや将棋自体をわかっている人が
増えているとは思えない現状で。
時間がかかって、難しくて、中級者未満には嫌いになってくれ、
とでも言わんばかり。それはいつも疑問に思っている。
(詰将棋を作る腕を披露するなら専門誌にどうぞ・・・)
3・5・7手詰の問題のほうがいい。それでも難問はあるし、
解く喜びを得たり、普及の裾野を広げたりするならば、
そのほうが「好手」だと思う。

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将棋初段免状

2/7

\31,500という出費であったが、一応棋力の証明・担保ということで
初段の免状を昨年末申請しておいた。
劇的な渡辺竜王VS羽生名人の竜王戦も終わって一段落、
今日外出から戻ったら免状が届いていた。
価格が価格なのでなかなか立派な「書状」。
一ファンとしては名人・竜王・会長(永世棋聖)の直筆署名は
やはりありがたい
ものだ。
社会人とて安くはない金額だが、権威・ブランドを安売り
したくないのもわかる。
ただ、学生や女性にはディスカウントしてあげてもいいと思った

おまけとして「永世名人掛軸」と将棋連盟出版の本が一冊ついてきた。Img_4916 Img_4908

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棋力認定テストの結果

9/18

毎日新聞の「将棋段位認定テスト」の連続10週間の結果が出た。
アマ四段の認定という結果。まあこれは「ペーパー」棋力であるので
実際は初段あるかどうか程度の実力と思われる。
これで正式な免状が申請できる。
将棋連盟の会長、時の名人・竜王の直筆署名入りであり、
値打ちのあるものではあるが、価格が・・・。
初段→\31,500 二段→\42,000 三段→\52,500
四段になると→\73,500!
よーく考える。

これだけの額があれば相当いい将棋盤と駒が買えてしまう・・・。

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