第59期王将戦第3局 大盤解説会③
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外が暗くなると終盤戦。久保棋王の攻めが継続。
受ける羽生王将。後手からも王手飛車や入玉する手順が
解説され、モニターから見える羽生王将もまだあきらめて
いる様子にない。
でも、角を切って最後の攻撃に出ても、際どく先手に
詰みがないことが判明。形を作って羽生王将が投了。
19:10、141手で久保棋王の勝ち。
終局10分後、感想戦の前に立会人(田丸八段)と両対局者が
大盤解説場に登場してくれた。ファンサービスといえど、
疲労困憊の中、こちらが申し訳なく感じるほどだ。
勝った久保棋王は多少溌剌としているものの、
負けた羽生王将は飛車を取られる手(82手目・7六飛)が
よくなかったと頭を押さえながら話していたのが印象的。
ぎりぎりの戦いだった。貴重な体験ができた。
対局者は掛川にもう一泊され、12日に東京に移動。
13日は朝日オープン選手権、準決勝・決勝戦。
※結果は準決勝を勝ち上がったこの二人が今週2回目の対戦。
羽生王将が相穴熊の戦いを制してリベンジ。
こちらは優勝1000万円のビッグな棋戦だけど、
王将戦と対照的に、持ち時間40分の早指し戦。
過密日程に堪える体力と(心理的な)切替の早さが
トップ棋士の資質だと感じた次第。
帰宅後、棋譜速報とブログを確認。
棋譜コメント欄に※印で、感想戦でのコメントが追加されていた。
形勢判断にはバラツキはあるものの、総じて久保指し易し、
羽生窮屈という印象だったみたい。
自分の感想。
・久保棋王の7九の銀が、最後は2三まで進出して後手陣突破
・将棋駒に優劣はないけど、この銀がMVPだろう
・途中、先手玉は飛車or金があると詰んでしまう状況も
それを渡さずに攻めて、後手玉を必至に追い込むうまい手順
・最終盤、3七角成(128手目)は一瞬羽生マジックかと思ったが、
際立った久保棋王の冷静さ
お土産を解体してみる。
・11日の毎日新聞 ・11日のスポーツニッポン
・掛川観光カレンダー ・王将戦1局目2局目記事コピー
・王将戦関連記事コピー ・羽生王将クリアファイル
参加料の\1000は出血大サービス価格。タダ同然だ。
初めてタイトル戦を観戦しての率直な印象・・・
◎初めてのオーガナイズとは思えない、掛川の皆さんの運営。
◎「掛川城」を舞台にしたのが一番の好手。
◎解説者 小倉七段、深浦王位、佐藤和俊五段いずれも
分かりやすい、場の空気を読んだ説明だった。
◎両対局者の終局後の姿に、その壮絶さを実感
△対局場の最寄りでも、終盤棋譜や残り時間の確認が困難
△将棋の初心者、子供・女性だと、(終盤は別にしても)
この持ち時間の長さを持て余して退屈するんじゃないか?
→形勢判断の数値化、パソコンソフトによる考慮中局面からの
予想など、ある程度ショーアップする余地はあるだろう。
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